2013年7月19日金曜日

ベルフォーレ

坂東市の坂東市民音楽ホールは「ベルフォーレ」とも言い、フランス語で「美しい森」だそうです。

5月中旬、昔私に習ったことのある方からメールを頂戴しました(本文より冒頭の一部を抜粋し若干編集してあります)。
「林 知行先生、大変ご無沙汰しております。1986~87年当時、根津の先生の教室に通っておりましたT.T.と申します。
実は私の実家のある茨城県坂東市は平将門の本拠地となって居た事で知られた土地柄ですが、今年で将門生誕1111年という事で、街をあげて各種催しが企画されているところです。

特に市民音楽ホールでは、スタインウェイ(D-274)、ベーゼンドルファー(Model-290) 、ヤマハ(CFIII-S)の3台のピアノが揃っている事などから「1,111分ロングコンサート」なる企画が持ち上がっております。
約18時間、これを9月15日(日)16日(祝)の2日間、広く参加者を公募して好きなピアノで順番に弾いてもらうという…ものです。ただ、市側も素人がただ延々と弾いていてもどうしようも無いとは思っているらしく横山幸雄さんを呼んで、彼の公演と公開ピアノ講座は予定しているようです。
話を聞いていると、市民の参加者も市内の音楽教室に声をかけて「この機会に滅多に触れないピアノを弾いてもらう!」という、まぁ、最初から最後までクラシック寄りの話ばかりなのです(寂)。
それで、現場の担当者に私の方から「何でJAZZやニューエイジ、ポップス系のピアニストは呼ばないの?」と水を向けると、「どこに声をかけて良いのか判ら無いんですよ…」との事で、逆に「どなたかご紹介願えませんか?」と言う話になりました。

友人のピアニストが何人かは頭に浮かんだのですが、せっかく舞台上に世界3大ピアノが乗っかっている状況で、フツーにピアノ演奏してもなぁ?…と思った時に、先生の事が頭に浮かんだ次第です(中略)。

聴きに来る一般の方々にとっても、耳馴染みのあるポップスや映画音楽、それにピアノに関する楽しいお話で舞台を進めていただけたら、とても良いコンサートになるのではと思っております(後略)。」

これが 9月16日(祝)実現に向けて動き始めました。
本当にありがたいことです。

ご期待の通り、3台の名器(左)に関連したお話や演奏、皆様が知っている曲を中心に楽しく、ピアノの楽しみ方について役に立つ話も交えたパフォーマンスで応えたいと思います。
私も楽しみにしています。

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